口蹄疫病対策と水
宮崎県の口蹄疫病は全県に広がりを見せている。新内閣は「初動対応に万全を期す」といっているが、初動対応に失敗した結果がこれではなかったのか。
ところで、患畜は農水省の指針では焼却、埋却することになっているが、その場所の選定に当たって「埋却の場合は、地質、地下水の高低、水源との関係、臭気対策等を関係機関と協議する」となっている。(口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針)
しかし、今回の埋却数が一挙に増大しているいま、地下水や水源との関係をどの程度協議しているのか気になるのは私だけではないだろう。
わが国の畜産業は中山間地に多く、その意味では地下水の上流域に当たる地域が当然多くなる。また、小規模自治体が地下水データを豊富に持っているとは考えにくく、農水省は指針を出しただけで終わりするのではなく、一定規模以上の畜産業を抱える地域での地下水や水源データの収集にも力を注ぐべきだろう。後手に回った対策で補償に巨費を投じるよりも、危機管理対策として十分なデータ収集をしておく方が桁違いに安く有意義であることは歴史が教えているところだ。
ところで、患畜は農水省の指針では焼却、埋却することになっているが、その場所の選定に当たって「埋却の場合は、地質、地下水の高低、水源との関係、臭気対策等を関係機関と協議する」となっている。(口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針)
しかし、今回の埋却数が一挙に増大しているいま、地下水や水源との関係をどの程度協議しているのか気になるのは私だけではないだろう。
わが国の畜産業は中山間地に多く、その意味では地下水の上流域に当たる地域が当然多くなる。また、小規模自治体が地下水データを豊富に持っているとは考えにくく、農水省は指針を出しただけで終わりするのではなく、一定規模以上の畜産業を抱える地域での地下水や水源データの収集にも力を注ぐべきだろう。後手に回った対策で補償に巨費を投じるよりも、危機管理対策として十分なデータ収集をしておく方が桁違いに安く有意義であることは歴史が教えているところだ。
- 2010.06.11 Friday
- 社会問題
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- by 桂川 雅信